介護の工夫

脳卒中、認知症、高齢による衰弱等の要介護原因を予防しよう

要介護にならないためにはどうすればいいか、検証していきたいと思います。

 

まずは介護の原因についててみていきます。

介護の原因 最も多いのが脳血管疾患

一口に要介護状態といっても公的介護保険では7段階(要支援含む)もフェーズがあるように、その状態は人それぞれです。

 

というのも要介護になった原因についても人それぞれであり、原因に応じた予防法というものもあってしかりです。

 

「介護」の直接的な原因として最も多いのが脳梗塞に代表される脳血管疾患であり、次いで認知症、高齢による衰弱、関節疾患、骨折、心臓病、パーキンソン病、糖尿病となっております。(平成23年度国勢調査より)

 

これらの病気や症状を予防することがひいては「介護」を予防することに他なりません。

 

もちろん上記の疾病に罹りたくて罹る人などまずいません。しかしながら自分の「介護」を心配し始める年ごろにはすでに時遅しというものもあります。したがって早いうちから「介護」のためではなくと、自分の健康に気を遣った生活をするためにも、上記の疾病から「介護」に関連の深いものをいくつかピックアップし、その予防策をご紹介します。

 

最も多い脳血管疾患について

さて、まず「介護」の原因として最も高かった脳血管疾患ですが、いわゆる「脳卒中」と呼称され、三大成人病の一つに数えられます。

 

脳血管疾患による要介護者全体の2割以上を占め、介護状態が重ければ重いほどその比率は上昇していきます。(要介護5で約34%)というよりもむしろ脳血管疾患に罹ると介護状態が重くなってしまうということであり、「介護」を予防するうえで外せない病気であるといえます。成人病は別名生活習慣病とも呼び、日々の悪しき生活習慣の蓄積が罹患原因です。

 

運動不足、喫煙、アルコールや塩分の過剰摂取、肥満やストレスなど身近な生活習慣が脳血管疾患の主要な原因となります。したがって適度な運動やバランスの良い食事、ストレスの発散など今日からでも始めることができることが脳血管疾患の予防となるのです。

 

個人で出来る「介護」予防 脳血管疾患をどう予防するか

 

認知症も次いで多い原因

次に「介護」の原因として割合の多かった認知症ですが、認知症については決定的な予防策というものはありません。しかしながら徐々にその謎は解明されつつあり、認知症も生活習慣病よろしく日々の不摂生の蓄積によるところが大きいといわれています。

 

食生活や運動習慣はもちろんのこと、ある程度の対人活動や知的活動習慣、睡眠習慣なども認知症を予防する対策であると考えられています。よく言われる「明るく元気に過ごす」ということが最大の予防策かもしれません。

 

高齢による衰弱

そしてもう一つ取り上げる「介護」の原因となるのが高齢による衰弱です。

 

高齢による衰弱とは読んで字のごとくですが、狭義には筋肉の衰えが招く歩行速度の低下や疲労、活動量低下のことを指します。しかしここでいう高齢による衰弱とはフィジカル・メンタル両面での身体能力の低下のことを言います。

 

筋肉だけでなく心肺能力や臓器の活動、代謝量の低下に加え、ただ運動能力が落ちたというだけでなく出かけるのが億劫になったとか運動能力に対する自信喪失することもここでいう高齢による衰弱と捉えます。

 

身体能力の低下→活動への意欲低下(自信喪失)→活動量低下→筋力・代謝の低下→食欲減退→身体能力の低下

 

という悪循環がいずれ「介護」の原因となるわけです。ではいかにしてこの高齢による衰弱を予防すればよいのでしょうか。

 

さきほどの悪循環のスタート地点である身体能力の低下を予防すればよいかと思います。つまりは適度な運動を心がけることがフィジカル・メンタル両面での予防になるかと思います。ここでいう適度な運動とは、低負荷で長続きするものであればなんでもよいと思います。ウォーキングとまでいかなくとも軽い散歩でもいいと思いますし、掃除や草むしりなど家事でもよいと思います。とにかく長続きする活動を持続させることが重要なのです。

 

終わりに 適度な運動を心がける

以上のように3つの原因を取り上げてその予防策をご紹介しましたが、どれも共通して言えることは適度な運動です。現代人はとかく運動不足になりがちです。「介護」のためではなくとも、日頃より適度な運動を心がけてみてはいかがでしょうか。

 

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