転職でスキルアップが出来た事例

転職でスキルアップが出来た事例

転職をするということは、様々なメリットがあります。

 

その一つとしてはスキルアップが出来るということがありますが、実際の事例はどのようなものがあるのでしょうか?

 

ここでは転職を行うことによってスキルアップが出来た、介護士の事例についてご紹介していきます。

 

どこにでも通用する介護士になるために

Aさんはデイサービスで勤務をしていました。20歳の時に専門学校を卒業して介護福祉士を取得してから10年間デイサービスで働いています。

 

デイサービスでは元気な高齢者が大半ですので、仕事としてはレクリエーションの企画や実施、コミュニケーション、トイレ誘導などです。

 

Aさんが働いていたデイサービスはリハビリ特化型のデイサービスであり、介護度の軽い方が大半で要支援者か要介護1までの方しかいません。

 

しかし、最近通っている方の年齢が高くなり、介護度が全体的に上がってきました。車いすの方も多くなってきたのです。また、寝たきりの方がリクライニング車いすに座って通ってくるようになりました。もちろん自分で排せつができませんので、ベッド上でおむつ交換をすることになります。

 

Aさんは10年間一度もおむつ交換をしたことがありません。

 

職場の方から「Aさんは介護福祉士を持っているからおむつ交換お願いできる?」といわれましたが、自信をもって返事ができませんでした。

 

学校で習ったことを思い出してなんとかおむつ交換をしました。Aさんはそのことが非常にショックに感じていました。

 

自分は介護福祉士の資格を持っているがおむつ交換に対して不安に感じている、要介護度が高い方の対応が出来ない介護士は介護士ではない。

 

どこにいっても通用出来るような介護士になりたいと考えて転職を意識するようになりました。

 

自分のスキルアップの為に転職をする

Aさんが転職をする目的としてはスキルアップをするためです。現在の自分の足りているところ、足りないところを整理して考えました。

 

足りている部分としては軽介護の方の対応です。要支援や要介護1か2ぐらいまでの方の対応は非常に得意としています。足りていない部分としては重介護の方です。要介護4か5の方の介護力が足りていませんでした。

 

そのため、転職先としてはそういった方が多い施設系が望ましいと思い、特養、老健、有料老人ホームや病院などを中心探しました。

 

その中でもAさんに最も適していたところとしては特養でした。特養でも従来からあるような従来型特養が望ましいと思い転職をすることにしました。

 

転職をしてみると勉強することばかりだった

Aさんはデイサービスを退職後、すぐに特養へ就職をしましたが、最初は戸惑いばかりでした。

 

元気な高齢者は一人もいませんし、そのほとんどが寝たきりの高齢者ばかりだったのです。排せつ介助だけではなく、入浴介助や移乗の介助、食事介助まですべてが新鮮であり、非常に勉強になりました。

 

もともとレクリエーションなどは得意でしたので、自分の得意なところは生かしつつ、勉強できるようなところは先輩方に教えてもらい、一生懸命勉強をしました。

 

元々介護の学校に行っていたので、飲み込みは早く3か月もすれば随分慣れてきました。特養で重介護の方の介護方法を勉強することが出来ましたので、Aさんは軽介護度、重介護度の両方を介護することが出来ましたので、非常にスキルレベルの高い介護士として活躍をしました。

 

Aさんは現在有料老人ホームのリーダーとして日々部下の指導に励んでいます。あのままデイサービスで働き続けていたら現在のような職に就くことはできなかったでしょう。

 

転職をすることによって自分のスキルレベルを上げて、知識や技術を求められる職種に就くことが出来たのです。

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