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介護と住宅ローン【滞納しないためにリバースモーゲージの活用も】

 

人生で一番高い買い物とされるのが「住宅」なのは言うまでもありませんが、もちろん購入する際は買い手としてはもちろんのこと、売り手としてもあらゆるリスクを想定し最小限のリスクで済むようにリスクヘッジをした上で住宅購入を完遂させたいものです。

 

その上で考えられる手段として慎重な審査があったり、団体信用生命保険への加入があったりします。

 

しかしそれでも避けられない想定外のリスクというものが発生するのが人生です。住宅購入とはつまり永年に渡るローンの返済であると考えると、それに対する最大のリスクとは収入が減少することでしょう。したがってそれは一家の大黒柱が死亡したり就業困難な状態に陥いったり、また共働きの妻にも同様のことが起こった場合を指し示します。

 

しかし近年の団体信用生命保険は契約者の死亡だけでなく、3大疾病や7大疾病の罹患時に加え要介護状態になった場合にも住宅ローンの支払いが免除となる特約も付加できることから、要介護者=契約者=一家の大黒柱の場合の収入源に対するリスクヘッジはある程度はこなしてくれるはずです。

 

しかしながらそういった団体生命保険契約に加入していなかった場合やもしくは親の「介護」を行うため自身のもしくは配偶者の収入源によりローン返済が困難となるケースもあるでしょう。

 

近年住宅ローンを返済できず、やむなく住宅を手放す方が多くなっていますが、その理由にやはり「介護」というものが少なからずあるようです。とにかく住宅ローン返済にとって最も脅威であるのが「介護」であることは言わずもがなですが、ではその最悪の状態になった場合いかにして対応すればよいのでしょうか。

 

まずは金融機関に相談を

住宅ローン返済時に契約者本人にとっても金融機関にとっても最も避けたいのは「滞納」でしょう。

 

資金回収が困難となるため金融機関にとっては当然忌避したい事態なのは言うまでもないですが、返済をしている契約者本人にとっても度重なる滞納の行き着く先はマイホームが最低限の額で「競売」にかけられるという最悪なシナリオが待っています。

 

したがって「滞納」→「競売」というのは忌避すべき流れであり、滞納に陥る前に手を打たなければなりません。

 

家計などを切り詰めるという即応的な手段はありますが、とは言っても住宅ローンは長期に渡って継続するものですので、そういった付け焼刃的な対応よりも、まずはしっかりと完済できるようなプランを金融機関と相談し作成すべきです。

 

返済状況が良好である場合、月々の返済額の減額、返済期間の延長などの対応に応じてくれる可能性が高いです。ただもちろん月々の返済額を減らしたり、返済期間を延長することにより、トータルの返済額は結局増えてしまうことになるのでしっかりとしたマネープランをたてた上で相談するのが吉と言えるでしょう。またこういった相談は金融機関の心証を悪くさせないためにも、なるべく早めに相談をした方がよいでしょう。

 

リバースモーゲージ

近年「介護」と結びついて注目されている金融商品にリバースモーゲージがあります。

 

リバースモーゲージとは「持家を担保として金融機関から融資を借入れ、死亡時に担保となっている家を売却することで一括返済する」という仕組みの金融商品です。もともとは公的年金の少ないシニア層が月々の収入の足しにしたり旅行などのレジャー費用に使うといった目的のものですが、この金融商品はローンにしては用途が幅広いため、入院費等の治療費、有料老人ホームの入居費用などの介護費用などに充てることも可能です。

 

ただもちろん融資にはかわりないので審査もありますし、用途によっては利用できないケースもあるでしょう。しかし担保の目的物に居住が出来るという点で大変優れた金融商品です。

 

終わりに

「介護」によりマイホームを泣く泣く手放すという方が多くなっている現代においては、以上のような対策があるのですが、一番大切なことは「介護」に備えて準備をしておくことに尽きると思います。

 

 

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