介護士が高齢者と仲良くなるコツ、方法について

介護士が高齢者と仲良くなるコツ、方法について

今回も介護の現場からの体験談を書かせていただきますね。

 

前回はこちら⇒介護士の仕事で辛かった体験談

 

介護士は高齢者と関わるときの基本的な姿勢は支援者であるということです。

 

友達になってはいけませんし、家族にもなれません。

 

しかし、支援者になるということは信頼関係が必要です。信頼される仲、仲良くなれる関係作りが大切になってきます。

 

ここでは高齢者と仲良くなれるコツ、仲良くなるためにはどのような過程があるのかの体験談についてご紹介していきます。

 

高齢者の気持ちを理解する

私たちは大半が高齢者よりも若いです。そのため、高齢者の気持ち。ましてや介護を必要になった気持ちが分からないのが現状です。

 

しかし、高齢者の気持ちをしっかりと受け止めることが大切であり、受け止めて理解をすることによって高齢者との距離はグッと縮まるでしょう。

 

受け止めるためには、まず高齢者の話をしっかりと聞くことが必要です。よくあるケースとしては、高齢者の話を聞くつもりが、自分の話を積極的にしてしまうというケースです。

 

例えば

 

高齢者「最近しんどいのよね」

 

介護者「どうしましたか?」

 

高齢者「体が痛くて」

 

介護者「そうなんですか、体が痛いのはたぶん普段から歩くことが少ないからですよ。どうですか私と一緒に歩いてみませんか。外の天気も良いですよ」

 

高齢者「はあ…」

 

やや極端な例に見えますが、これは実際に起きています。介護者は高齢者のことを気にして、最適な方法を提案したようにみえますが、これでは高齢者の気持ちを理解しようとしているとは言えません。

 

受け止める、理解をするというのは以下のケースを参考にしてみてください。

 

高齢者「最近しんどいのよね」

 

介護者「しんどいのですか、何かあったのですか」

 

高齢者「気持ちが滅入るというか、鬱なのかしら」

 

介護者「気持ちが滅入ってしまうのですか、それはどんな時にそう感じるのですか」

 

高齢者「嫁がきつくて…」

 

このように、相手が話すことを繰り返すことによって、高齢者は話を聞いてもらっているという気持ちになり、次々と話をしだしてくれます。

 

ポイントとしては高齢者の思いを引き出すということです。それを意識するだけで、高齢者と信頼関係は作りやすくなるといえるでしょう。

 

私が実践していた高齢者と仲良くなるコツ

私はケアマネジャーをしていたので、短期間で高齢者と信頼関係を築き上げる必要がありました。信頼関係を築いていないと、本当に必要なことを織り込んだケアプランはできません。

 

まず高齢者と会話をする際は必ず、高齢者よりも目線を下げるように心がけていました。立ったまま話を聞くと急いでいるように見えますし、しっかりと話をする姿勢にしました。

 

そして話をする際はさきほど紹介をした繰り返しの技法を使いつつ、話がひと段落したら必ず話を要約して相手に伝えました。

 

そうすることによって高齢者は自分の話を聞いてくれるだけではなく、理解をしてくれていると思ったと思います。

 

また、どんな小さなことでも良いので前回話した内容を話の中に織り込んでいました。例えば、前回の話で「足が痛い」といっていた場合は、最初の挨拶の時に「足の調子はどうですか」と声をかけていました。

 

継続性のある声掛けは信頼関係作りに非常に効果的になりますので、介護士をしている場合でも積極的に使うことをお勧めします。

 

仲良くなったら起きるメリット

仲良くなり、信頼関係を築くことが出来ればメリットは非常に大きなものとなります。

 

最大のメリットとしては、その人の本当に支援してほしいことを聞くことが出来ます。

 

介護士として悩みがちになるのは、本当にこの支援で良いのかということです。本当に必要な支援を良いタイミングですることが出来れば、介護士として一歩も二歩も成長することが出来るでしょう。


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